はじめに見積を依頼する工事会社を募るため管理組合と協議します。「会社の規模（資本金・技術者数）」「これまでの実績」「経営状況」「現場代理人の資質」といった応募条件を決定。それを元に「見積要項」を作成し工事会社を募集します。

その後、応募してきた工事会社を項目ごとに比較できるよう一覧表にし、見積依頼する会社を何社かに絞ります。

見積を依頼する会社が決まったら、「見積要項」「仕様書」「改修範囲図」「既存図面」「参考数量内訳書」などの見積依頼資料一式を送付。その後、各社に現場の状況確認依頼や質疑応答を実施します。

見積書が提出されたら、工事項目ごとに比較検討できるよう見積金額比較表を作成。内訳書を参照しながら単価が妥当であるかなどを分析し、管理組合と協議のうえヒアリングに進む会社を選びます。

二次選考で残った工事会社を招き、ヒアリング会を開催します。各社による自社の実績・技術力のアピールや修繕工事についてのプレゼンテーションを行ってもらい、管理組合様と弊社によるヒアリング・質疑応答を実施。その結果をふまえ、意欲・提案力・対応力など総合的に優れた1社を決定します。

施工を依頼する会社が決まったら、管理組合の通常総会または臨時総会を開催。大規模修繕工事の実施計画や施工会社、金額、工期などの議案について、居住者・所有者ら組合員の承認を得ます。

総会には弊社も参加し、組合員からのご質問にもしっかり回答しますのでご安心ください。